12月9日から3日間、こども達が安心して過ごす為に自分でどんなことが出来るかを学ぶ、CAPこどもワークを行いました。
子ども達は初日こそ少し緊張した様子でしたが、CAPの方々の明るい雰囲気に気持ちがほぐれ、積極的に参加する姿が見られました。
1日目のテーマは、子ども達一人ひとりにある”安心・自信・自由”の3つのけんりです。
写真や劇を交えながら「これは嫌な気持ちになるね」「これは安心しているかな?」と一つひとつ確認し、けんりを取られると嫌な気持ち、悲しい気持ちになること。誰にでもけんりがあって、誰にも取られてはいけないものであることを教えていただきました。その後の劇ではさっそく「あ!今けんり取られた!」と覚えたことを話している子もいました🤭
また、けんりを守るためは「いや」と言ってもいいことを学び、子ども達も劇に参加しながら「いや」と言葉で伝える練習も行いました。
そして、”安心・自信・自由”のポーズも教えてもらうと元気いっぱいにポーズを繰り返す姿がありました♪
2日目は人形劇を通して、知らない人に声を掛けられた時の対処法についてです。
知らない人とは互いに腕を伸ばしても触れない距離をとることを教えてもらうと、「このくらいかな?」と腕を伸ばして試したり、距離を広げてみたりと、体を使いながら覚えました。
特別な叫び声の練習では、はじめは照れ気味な子も友達と一緒に声を出してみることで「おーっ!」と大きな声を出すことができ、「これは危険な時に叫ぶんだよね」と自分の身を守るための特別な声である事を理解しながら取り組んでしました。
そして何よりも大切なのが逃げること!実際に捕まらない距離に立って「おーっ!」と大きな声で威嚇して逃げる練習も行い、先生がいる場所に向かって一目散に走っていくと「できたよ!」と嬉しそうな表情を見せていました☺️
最終日は触れられたくないとき、触れられそうになった時にどうすれば良いかを学びました。
友だちに押されたり、くすぐられたり、身近な場面を例にした劇を通して嫌な気持ちに気付くことや、直ぐに大人の人に伝えることの大切さを確認しました。
劇を見ながら「いやって言うんだよ」「逃げていいよ」と登場人物に教えてあげる姿もあり、3日間の学びが子ども達の中にしっかりと結びついているようでした👍
自分の権利について考えたり、嫌なことをされそうになった時の対処法を知ったり、嫌だと感じたら逃げたり伝えて良いことを教えてもらったり、一つひとつを真剣に、はたまた笑顔で楽しみながら学ぶことができていました♪
堀



